黒沢湿原(くろぞうしつげん)600m
徳島県三好市池田町漆川   2008.09.07

■滝を見物した後は東側の遊歩道を歩きます。
黒沢湿原・沼1 黒沢湿原・沼2

こちらの沼もヒツジグサでいっぱい。傾きかけた陽に反射してキラキラし始めましたが
日差しが少し弱かったこともあり、光の作品としてはイマイチ。

黒沢湿原3

湿原を一周してきました。
所要時間・・・普通に歩けば約1時間といったところ。
花を写したり、ベンチに腰をおろしたり、
トンボが枝先にとまるのを待ったりして約3時間。

それでもまだ立ち止まり、湿原の風景を見収めます。

黒沢湿原2
中央付近より湿原入口を望む。
■いよいよ湿原散歩の始まりです。木道が伸び西側遊歩道へと続いています。
黒沢湿原入口 サワヒヨドリ

湿原入口 案内板の横でサワヒヨドリが出迎えてくれました。

湿原入口より木道
黒沢湿原・案内板1 芦原にススキやオミナエシの秋模様。

葦原にススキ、オミナエシ・・・湿原は一足早く秋模様。

黒沢湿原・案内板2 キノコ
湿原周囲の山際に伸びる遊歩道沿いの斜面に
きのこ発見!!
一つ見つけると、その後次々と目に付く。
黒沢湿原1
『標高600mほどの山に囲まれた盆地で、約70パーセントが湿地。
黒い土と沼の低湿地であることから「くろさわ」と言われていたのがナマって、
いつの頃からか「くろぞう」と呼ばれるようになった。
南北に細長い湿地帯で、南北2km、東西100m〜300mほどあり、
面積は約40ヘクタール。
ただ漫然と見ただけでは季節によっては単なるアシ原にしか見えなくても、
四季折々に色々な珍しい野草が花開きます。』
(三好市商工観光課発行のパンフレットより抜粋)

目当てのトンボが湿原一帯で飛んでいる。
テリトリーが定まるであろう午後を狙ったのに、落ち着かず飛び回って写すのは困難。
この場所で暫く粘ってみたけれど、・・・よい結果は得られず
トンボ撮影は諦めて、湿原の端っこにある「たびの尻滝」へ向かう。

☆☆☆

☆☆☆

黒沢湿原の花&きのこ
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湿原のほぼ中間地点にあるサギソウ園

黒沢湿原・サギソウ園

<ヒツジグサが浮かぶ沼>

黒沢湿原駐車場 林内作業場
新設の駐車場
夏休みも終わり、人が減っていることを予想していたけれど、
意外にも次々と車が出入りしている。
家族連れが多い。そうか、今日は日曜日だ。
林内作業場
湿原の植物とトンボや蝶の写真を名前付きで掲示してある。
涼しい風が通り抜ける恰好の場所を拝借して
まずは腹ごしらえ。

サギソウの群落地として知られ、開花時の7月末から8月初めは平地よりは涼しいものの直射日光が厳しく暑い盛り。
今夏は格別暑かったのでサギソウ見物は敢えて避けた。
そんな湿原も9月に入れば秋風が吹き爽やか。 秋の植物とトンボを目当てに出かけました。

黒沢湿原・「たびの尻滝」入口 黒沢湿原・たびの尻滝

<たびの尻滝>
湿原は緩やかに傾斜しており、
小溝に集まった水が滝となって松尾川に流れ落ちています。
そして、ここが湿原の南の端っこです。
名前の由来が気になるところだが調査不足で不明。
もしかして、湿原の南端・・・
湿原の旅の端っこ(尻尾)にある滝だから?(まさか・・ネ)

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