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■気ままな山歩記へ
高知県香美市物部町     ▲▲▲白髪山(しらがやま)1770m▲▲▲
 〜一級品の山風景と360度の眺望を楽しみに〜  2007.10.31
 羽ノ浦8:20−(R195)−出合−四ツ足峠トンネル(徳島・高知県境)−べふ峡−(西熊林道)−10:50P登山口11:00・・・12:00白髪山 山頂13:00・・・14:00登山口(付近を散策)14:30−四ツ足峠トンネル−出合−(R195)−17:50羽ノ浦
  原生林とササの美しさは一級品と言われ、山頂からの眺望はバツグンと言う白髪山へ。
自宅を午前8時20分に出発。

徳島県・木頭から四つ足峠トンネルを抜け高知県へ。
峠を少し下ったところで右折、やがて紅葉の名所
「べふ峡」があり、
橋の両サイドでツキノワグマが出迎えてくれる。
べふ峡沿いに林道が伸びていて奥へ奥へ。
この林道、手元の地図には西熊別府林道と記載されているが
白髪山登山口にある駐車場の案内板には
峰越林道となっていた。
 
     駐車場から見える山頂付近
クネクネとした林道を曲がる度にだんだんと極彩色に染まってくる山肌を見ながら30〜40分、峠付近の左下に広い駐車場がある。

すでに7台ほどの車が止まっていた。
そうこうしているうちにも2台・・・その人たちはさっさと登って行った。

ここから見える山頂手前の笹原と原生林の風景は美しく、眺望のよさを期待させてくれる

しばらく周辺の紅葉を眺めた後、ようやく出発。
 
     林道沿いにある登山口
林道沿いにある登山口には熊に注意とか出会った時の注意点、
三嶺への登山道の情報なども掲示されていた。
クマ…いるってことだよね…。

三嶺を始め剣山系の縦走に高知県側の入口として多くの人が使っている登山口だ。
   緩やかな落ち葉の道はフワフワと柔らかく歩きやすい。
ブナやダケカンバ、カエデやモミの雑木林の中に
階段状の道がジグザグに続いている。
 
   雑木林の間から見える剣山と次郎笈
 
30分ほどで林から抜けると視界が開け
見晴らしの良いササ原となり、ジグザグに続くスロープが美しい。
     剣山や次郎笈、石立山などを眺め、
1000m〜1500m付近の山肌の紅葉を見下ろしながら
ゆっくりとスロープを登るとやがて三叉路にぶつかる。


すぐ左に山頂。
(右へ向かうと白髪分岐〜三嶺・剣山。)
 そして12:00、
山頂〜☆
   
山頂で昼寝の図
山頂は殆どクマザサに囲まれていて、
北側に少し下ったところにある大きな岩には先に登った女性の二人連れ、西端のちょっとした岩陰にはご夫婦が…すでにお弁当タイム。
休憩をとるスペースが無い。
そう広くもない山頂広場にドカッと陣取るのも気がひけて、目の前に広がる三嶺や東に剣山・次郎笈、三嶺から続く西熊山、綱附山、天狗塚など剣山系の山並みを眺めて時間待ちをする。でも、そうそう空きそうにない。
結局、山頂広場の一角、三角点のすぐ横にシートを広げる。
まだ誰か登ってきそうだけど邪魔になったら「ゴメンナサイ」と言うことでお弁当タイム。
丁度終わる頃、ペチャクチャ賑やかだった女性の二人連れが下山、暫くしてご夫婦も下山。登ってくる人もなく山頂一帯は貸切となる。
あまりのお天気の良さにウトウト居眠りの主人を無視して一人ウロウロ、周囲の景色を撮影。

13:00、同じコースを下山。
 
     四国の岳人の憧れの山、三嶺。
 
        天狗塚
 秋の白髪山に一度は登りたいと思っていた。
それが思いがけず叶って、期待通りの景色を堪能。
天候にも恵まれ雨女の汚名返上。
風のささやきを聞きながら爽やかな気分を存分に味わった山歩きでした。^^

駐車場 20台くらいはOKの広いスペース
トイレ  駐車場横
温泉  べふ峡温泉
 
 
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