徳島県 　　　　　▲▲▲塔ノ丸（とうのまる）1713m▲▲▲　　　 05.07.25
笹原を吹き抜ける風を感じて〜
自宅（７：３０）−徳島ＩＣ−（徳島道）−美馬ＩＣ−（Ｒ４３８）− −塔ノ丸登山口（夫婦池・１０：３０〜１０：５０）・・・所要１２０分・・・塔ノ丸山頂（１２：５０） 山頂（１３：５０）・・・同ルートを下山・・・登山口（１５：５０）−帰宅（１８：５０）
１６８２ｍのピークから眺めた塔ノ丸。
	夫婦池手前の少し広いところに登山口がある。 身支度をしているとき、セミの出迎えを受ける。 いよいよ登山スタート！
	山肌に沿うようにつけられた緩やかな登りの巻き道を進む。 途中、一度下り、再び登りになると、やがて自然林から抜けて稜線に出る。
まだ自然林が残っているものの南側の視界が広がり、 左後方には剣山や次郎笈、前方には三嶺が見え、徳島を代表する山々をひとしきり眺める。 剣山から次郎笈へと続く尾根
１６８２ｍのピークとその向こうに山頂が見える。 あれが山頂かな？と思いつつ、いくつピークを過ぎただろうか。 今度こそ、今度こそである。 それにしても風が心地よい。 少し曇っているが、夏場の日陰のない稜線歩きにはありがたい。	１５８２ｍ付近からは笹原が広がる。 腰や胸の辺りまである笹を掻き分けて進むところも何箇所かあり、足元が見えない。 マムシでもいたら大変だ等と思いながら、ふと腕に目がいった。 「ぎゃ〜！」 寸トリ虫の細長いお姿が、のっそのっそと我が右腕を散歩している。 普段なら絶対に触れないはずが、思わず左手で振り払った。 （冷や汗；；） 　笹原の中に咲くイブキトラノオ。 　　　　　　　　　　その先に目指す塔ノ丸山頂と遥か三嶺が見える。
塔ノ丸山頂（１７１３ｍ）	２時間かけてやっと頂上、一等三角点。 資料によると１時間３０分となっていたが いつもそれ以上に必要なので想定内の時間だ。 雲行きが怪しくなってきた。 三嶺を眺めながらお弁当を広げた。 足元には名頃ダムが見える。 剣山から三嶺に続く尾根、黒笠山、矢筈山、振り返れば丸笹山と ぐる〜リ３６０度の眺望。 とても贅沢な場所に今自分が立っていることに感謝！ 雨の雲がかかり、ポツポツ落ち始めた。 さあ、下山しよう。
なだらかなササ（ミヤマクマザサ）に覆われた山。 　その全容は剣山から望むと、目前に広がり手に取るようにはっきりと見える。 　登山道も緩やかで急な斜面も殆ど無い。 　延々と続く笹原は夏は日差しが気になるところだが、この日は曇り空で吹く風も心地よいくらいだった。 　駐車場・・・・登山口、２・３台　 　夫婦池に隣接する「ラフォーレつるぎ山」駐車場利用可。 トイレ・・・・夫婦池横に有り 　　　　　温泉・・・・・ラ・フォーレつるぎ山（宿泊）、岩戸温泉、剣山ゆうま温泉
■気ままな山歩記トップへ ■ホームへ