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徳島県三好市池田町         JR「坪尻駅」 駅番号D19        2014.03.21  
 列車でしか行けない、山に囲まれた秘境の駅を訪ねて・・・
JR土讃線・坪尻駅全景
秘境感漂う駅舎とホーム全景。
 ■JR土讃線、上り列車、箸蔵駅〜坪尻駅へ
 JR土讃線・箸蔵駅全景
JR箸蔵駅

列車でしか行けない上、一日に数本しか停車しない坪尻駅に向かうために時刻表で下調べ。
極力、ロスのない時間帯を選んで一つ手前の箸蔵駅より列車に乗ることに。

一両編成の多度津行きワンマン列車に、たまたま坪尻駅まで清掃に向かうJR職員さんと共に乗り込む。
箸蔵駅は無人で券売機もない。坪尻駅も同じ。
(後部より乗車し整理券を取り、降車時に運転手に整理券を見せ運賃を支払い前部より降りる。)

13:47、坪尻駅に向けて・・・出発進行〜♪
 すぐトンネルが!!
次々とトンネルを通過し…山の中へと入っていく。

JR土讃線・はしくら〜つぼじり間のトンネル
 ■JR坪尻駅
 13:52、わずか5分で坪尻駅に着く。
そこはもう秘境…
JR土讃線・坪尻駅ホーム

普段は一日1名〜2名しか乗降しないらしいが、この日はこの便だけでも我々夫婦とJR職員2名、計4名が降車。
JR土讃線・坪尻駅に入線のワンマン列車
どうやら駅には5〜6名はいたようで、後部より乗車している。
その理由は・・・
鉄道ファンには指折りの“秘境の駅”で知られ、最近ではTVで紹介されたり…
今、秘かに話題となっている知る人ぞ知る駅でもあるのだ。
 ■スイッチバック
 なかなか見られない坪尻名物の一つ。運転士さんが進行方向の運転席に移動し次駅に向かって出発する。
 JR土讃線・坪尻駅ホームとワンマン列車。  JR坪尻駅、スイッチバックをする列車。
 上り列車は運転士が後部運転席に移動しバックするかたちで出発すると引き上げ線に入り、
JR坪尻駅を出発する列車。   
 そこでまた前部の運転席に移動し、次駅の讃岐財田に向かう。

下り列車は駅を通過するかのように引き上げ線に入り、運転士が後部運転席に移動し、駅ホームに入ってくる。
再び、前部の運転席に戻り、箸蔵駅に向けて出発する。
 JR坪尻駅、スイッチバックの線路。

ホームの先は行き止まり。
 JR坪尻駅、行き止まりのホーム。
トンネルを抜けると香川県。
 ■駅舎&ホーム&駅前
 JR坪尻駅、駅舎
坪尻駅舎
 JR坪尻駅、「ラブラブベンチ」  JR坪尻駅、手洗所
 ☆上の画像でJR職員さんが座っているのは「ラブラブベンチ」。カップルが座ると自然と寄り添えるように設計されています。
 ☆
トイレも一応あります。使用するには勇気が要りそう。ドアを開けるのさえ怖い。^^;
 JR坪尻駅、通過列車。
ホームで撮影に夢中になっていると突然、列車が通過していく。
停車する列車の時刻表はもちろん、通過列車の時刻表もあり、通過する列車の方がはるかに多い。
 JR坪尻駅駅前
駅前…草むらです。写っていないけれど「マムシ注意」の立て看板もあります。
 ■車も自転車もダメだけど、徒歩なら・・・
 JR坪尻駅、狭い踏切と山の上のR32号。
 遮断機や警報機もない一人分ほどの狭い幅の踏み切りを渡り、山道を約500km(徒歩、約20分)登ると国道32号に出る。

その
国道32号、箸蔵〜猪ノ鼻トンネル手前にある「坪尻駅」の標識があり、
ここに車を停めて徒歩で山道を下る。夏場はマムシに注意です。
もちろん駅も、駅前の草むらも、夏場はマムシが住んで居そうです。^^;。
 R32号の「坪尻駅」標識とバス停。
夢中で駅周辺の写真を撮っていたら、途中で姿が見えなくなった夫のゴロリン。
引き上げ線を見てくると歩いていったきり帰ってこない。
まさか!!
電話をかけて所在を確認。。。思った通り、山道を登って上の道まで行っていたのだ。
「帰りの列車に乗り遅れないように。」と注意を即すと、「バス停もあり、列車に乗り遅れてもバスで帰れる。」
なかなかの取材力です。
お蔭でゲットした画像。^^
■1時間02分の滞在。 
 下り列車、阿波池田行きのワンマン列車がやってきた。 そのまま引き上げ線に入り、スイッチバックをしてホームに入ってきた。
 JR坪尻駅、讃岐財田より列車がくる。  JR坪尻駅、阿波池田行きワンマン列車。
この列車にもカメラを構えた方が乗っています。

2名が前部ドアから降車し、後部ドアから我々夫婦とJR職員さん2名と駅に残っていた青年の5名が乗車。

降りた二人をホームに残し・・・
14:54、箸蔵駅に向けて・・・出発進行〜♪
 JR坪尻駅、ホームに立つ人。
人がいるとホッとする。
この人たちも次の停車列車がやってくるまで駅で過ごすのだろうなぁ…。
 JR土讃線・坪尻駅全景2
1時間02分の滞在で、駅の写真と上下2本の通過列車も撮影。
どことなく別世界のような癒しの空間。
また訪れたい・・・。
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