ゆず・ユズ・柚子 09.12.18更新
   柚子は結構デリケートで、気温の低い地域は日持ちしますが、
温暖な地域は一週間くらいで皮が傷み始めます。
まずは横半分に切って汁を搾り、煮沸消毒したビンに入れておくと長く保存出来ます。
そこで残る皮と種…捨てるのはちょっと勿体ない。
と言うことで、柚子レシピを紹介します。
 まずは横半分に切り、汁を搾る作業から始めます。 
 

搾った汁(酢)は煮沸消毒をした空きビンに冷蔵保存。

日数が経つと上部に灰汁が溜まりますが、使うときに茶漉しで漉せば大丈夫。
決して腐敗している訳ではありません。

中袋は取り除き
白い部分がついたままの皮を千切りします。
(すぐに使わないときは、冷凍保存すると必要に応じて使えるので便利です。^^)

☆黄色い部分だけ削いで千切りし(冷凍OK)、酢の物や散らし寿司に使うのもいい。
見た目が上品でしょ。^^


(ポイント:作るものに応じて厚みを変えてスライスしましょう。)

 灰汁抜きの方法
1、千切りにして一晩水に浸ける。(2時間程度でもよい。)
2、ザルにあげ流水でサッと流し、鍋にヒタヒタの水と一緒に入れ、約5〜10分湯掻く。
3、ザルにあげ流水で余分の灰汁を洗い流す。
 灰汁抜きが完了すれば後は簡単♪
☆いつも味見をしながら適当に作るため分量は目安ですが、今回は出来るだけ計りながら作ってみました。
是非、挑戦してみて下さい。

◇マーマレード・佃煮・柚子みそは、煮沸消毒した保存瓶で冷蔵保存すれば半年は大丈夫!
   ★柚子マーマレード
  
材料:柚子皮15個分、 グラニュー糖800g、レモン果汁100cc
 1、出来るだけ薄くスライス(1〜2ミリ)し上記の要領で灰汁抜きをした柚子皮と
   グラニュー糖(3分の2)を入れ中火で煮る。
 2、水分が出てきたら弱火にし、
   焦げ付かないように混ぜながら残りのグラニュー糖を味見をしながら好みで加え煮詰める。
 3、最後にレモン果汁を加え煮る。←充分冷ましてから、煮沸消毒した保存容器に詰める。
   
(ポイント:ワイン50〜100cc加えてもよい。)
   ★柚子の佃煮
  材料:柚子皮600g(大10個分)、 砂糖500g、 みりん大さじ2、 塩中さじ1、 しょうゆ大さじ1
 1、5mm位に千切りし灰汁抜きをした柚子皮(上記、灰汁抜きの方法を参考に)と砂糖、みりんを    鍋に入れ中火で煮る。
 2、水分が出てきたら塩を加え、煮汁が少なくなったところで醤油(濃口)を加え、
   味を整え、煮詰める。
   ★柚子味噌
  材料:味噌1kg、柚子玉5個、砂糖500g、だし汁100cc、みりん大さじ2
 1、皮の黄色い部分だけを削ぎ、みじん切りにする。(湯掻き灰汁抜きをすると苦味が減る)
   
◇おろし金でおろしてもOK! 舌触りがよい仕上がりに。
 2、皮を削いだ柚子(又は、皮のみおろした柚子)を横半分に切り汁を搾る。
   (約80cc程になります。)
 3、鍋に全ての材料を入れ、練りながらタラリ〜となるまで煮る。
 
  (ポイント:砂糖は味噌の半量。 果汁の量は多少違っても大丈夫!・・適当に^^♪)
  ◇ちりめんを小さく刻んだり、ゴマを入れても美味しく仕上がる。
   ★柚子入り大根の浅漬け
 
 材料:大根1/2本、柚子皮(黄色い部分のみスライスし、冷凍しておいたもの)、浅漬けの素
 1、大根は扇形にスライスし、市販の浅漬けの素に柚子皮を加えて半日浸ける。超簡単!
 

  (ポイント:前夜に漬けておくと朝食に間に合います。)
    ◇浅漬けの素ではなく、塩(約大さじ1)で漬ける場合は、軽く揉んで漬ける。
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 種を利用して
  ★柚子ジェル(化粧ジェル=化粧水)
 材料:柚子の種、ホワイトリカー(焼酎20度〜35度)

沸騰消毒したビンに種を倍量のホワイトリカーに浸けておくだけ。
2〜3日するとトロミが出てくるので、種を分離するようにフリフリ〜
種が直ぐには下に溜まらなくなってきます。
一日に一度、フリフリを忘れずに・・・

1週間ほどフリフリを続けると、少しずつトロミが出てきます。
そこでトロミが少ないようであれば、果汁を少し足してみます。
そして、更に1週間・・・フリフリ〜♪
詰め替え容器(必ず煮沸消毒する)に入れて使い易くしましょう。

(注)トロミが出なくても化粧水として充分OKです。^^
 
 
  ☆柚子ジェルは使用効果もかなりいいと言う「ごらく日記」のさとうさんより
伝授してもらって作ってみました。
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