▲▲▲剣山(つるぎさん)1955m▲▲▲ 2012.08.04
霧の中のキレンゲショウマ。山頂付近は強風と雨で視界ゼロ・・・
 徳島県/剣山系 
 剣山、キレンゲショウマ1
キレンゲショウマ
 ≪山歩きコース≫
見ノ越−−(ロープウェイ)−−西島駅・・・刀掛けの松・・・行場・・・殉難碑・・・一の森ヒュッテ・・・殉難碑・・・二の森・・・
剣山山頂・・・刀掛けの松・・・西島駅−−(ロープウェイ)−−見ノ越
 剣山「刀掛けの松」 「刀掛けの松」 
このあとの天候が気になるので、とりあえずはキレンゲショウマの群生が見られる行場へ向かう。
あとの行動はそれから決めることに。

キレンゲショウマ」
霧に包まれてしっとりとしている。例年に比べて花びらに傷もなくキレイ

 剣山・キレンゲショウマ2
剣山・キレンゲショウマ3剣山キレンゲショウマ4 
 ≪この日咲いていた花≫
キレンゲショウマ、カニコウモリ、シコクフウロ、トゲアザミ、オタカラコウ、シシウド、キツリフネ、ナンゴククガイソウ、
ヤマアジサイ、ギンバイソウなど
剣山・行場から一の森への分岐
一の森への分岐 

このコースは滑りやすい個所もあり、
歩きやすい稜線に出て山頂へまわり下山することに。

今にも雨が降ってきそうな中を
一の森方面へ入り
殉難の碑がある稜線の分岐へ向かう。

穴吹川の源流・・・今季は雨がよく降ったせいか水量が多い。
剣山・穴吹川の源流
剣山・穴吹川源流の谷    ここまで来て、
   とうとう雨がポツリポツリ・・・
   霧に混ざって落ち始めた。 
雨足が強くなってきそうなので
急きょ、行く予定ではなかった一の森ヒュッテで
休憩をすることに。

(画像→)
一の森と剣山山頂との分岐より一の森方面。

この先を左に進み一の森ヒュッテへ。
右は一の森山頂直登りです。


まだ雨具を着ていないので急ごう。
 
剣山・一の森と剣山の分岐より一の森を望む。
一の森ヒュッテ   一の森ヒュッテ  ヒュッテの建物が見えてきた。
(正面からは青い屋根がトレードマークの可愛らしい小屋。)
雨は本降りになり、中でお弁当を広げさせてもらうことに。
管理人さんがお茶(無料)を用意して下さった。
余りにも申し訳ないのでインスタントコーヒー(有料)を注文する。
その間に雨も風もどんどん強くなってくる。
風雨よけになる森の中を歩くのも一考だけど、雨で濡れて尚更滑り易くなっている足元が気になる。
当初決めたとおりに
風をまともに受けるのは覚悟の上で慣れたコースを選択。
雨具を着て剣山山頂に延びる稜線を歩き下山する。

一の森名物「モンスター」
一の森名物の白骨樹「モンスター」 

  「二の森」 途中にある小さな森。
 剣山・二の森鹿害のダケカンバ
                                  鹿の食害、ほとんど全滅のダケカンバ。
山頂広場に到着〜。遮るものがなく風がビュ〜ビュ〜。
 剣山山頂広場の休憩ポイント
 
まっすぐ立っていられないほどの強風と雨の山頂〜。すぐ下山です。
悪天候で視界ゼロの剣山山頂。

尾根道ルートを下る。
 剣山・雨の中を下山する団体さん。
最短で登れるコースなので団体さんが多い。
土曜日でもあり天涯の花目当ての団体さんが殆ど。
山の悪天候に団体さんもお気の毒〜。
   
 
 自宅を出るときには絶好の山日和と思ったのに、山が見えだすと山頂付近に雲が・・・。
 とりあえずはキレンゲショウマを見て、その時の天候を見てから行動しようということになった山歩き。

 目当てはキレンゲショウマだったのでそれだけ見れば良かったのだが、結局、雨の中を山頂まで。
 晴れてくるような気配はなく、ポツリポツリと雨が降り出し、やがては本降りに・・・
 更には強風で山頂付近は大荒れ。

 一の森ヒュッテでは単独で先に続く山への初ルートを行こうとしていた雨宿りの青年を
 管理人さんが「ササ原で迷っては危険だから」と止めたくらいに視界は悪く、
 揚句に「これから剣山、丸石のピークを制し、下山する。」という。
 「エッ^^;」、管理人さんと顔を見合わせ思わず絶句。
 「この天候では丸石は無理じゃないかと・・・」管理人さん二度目の注意。
 先に出て行った静岡の青年・・・大丈夫だったかな。
 私たちも慣れた道を下山。
 
 帰路、山から遠ざかるにつれ、天気が回復?ではなく・・・
 どうやら下界は晴れの良いお天気だったようだ。
 恐るべし山の天候。これも経験です。

 
 
ホームへ戻る
「気ままな山歩記」へ戻る
inserted by FC2 system